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カブトムシの飼育に初心者かーちゃんがチャレンジ!卵から羽化まで

カブトムシの飼育に初心者かーちゃんがチャレンジ!卵から羽化まで

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こんにちは。アラフォー主婦 はれうさぎポン子 です。

今年、初めてたくさんのカブトムシを捕まえた我が家。

しかし、その飼育方法を詳しく知る者がうちにはいません。

というわけで、全くの初心者であるかーちゃん(私)がカブトムシの飼育方法について調べ実際に育ててみましたので、初心者でもわかりやすいようその過程をブログにまとめてみました。

※「産卵から羽化までの育て方のまとめ記事」に今回実際に育てている様子を追記していっております。(→ ただいま卵が産まれました!)

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初心者でも出来るカブトムシの飼育方法

今回、カブトムシ初心者の私は改めてカブトムシの生態や飼育方法について、ネットや本で調べてみたんですよね。

そしたら・・・ネットで検索にひっかかる「カブトムシの飼育方法」は、私の想定レベルを超えた「カブトムシ愛が深い人」が発信するきっちりした飼育方法の多いこと!!!

こんなことを言ってしまっては何ですが、私には「そこまで色々ときっちり出来る気がしない」感じのものばかり。

「あーー!こんなん私には無理!!!」

と、投げ出してしまいそうになりつつも

「ほんなら最初からカブトムシなんか捕まえてくんなや!!!」

ってな話ですので、投げ出すわけにはいきません。

しかし、自分が子どもの頃ってこんな丁寧にカブトムシ飼ってたっけ?(子どもの頃、弟が飼っていました)

と記憶を手繰りながら気持ちを立て直しまして。

あくまで「カブトムシ初心者」である私が出来るだけ愛を持ちつつ、しかし無理なくできるカブトムシの飼育方法(産卵~羽化を目指す)を模索することにしました。

そんな、初心者かーちゃんがチャレンジするカブトムシの飼育方法まとめです。

緩~いかんじではありますが、一応カブトムシ愛はあります!

そして、卵から育てて羽化させたいのだ!

カブトムシの寿命

というわけで。まずはカブトムシの基本について。

カブトムシの一生はこんな感じ。

カブトムシの一生
カブトムシの一生

成虫のカブトムシに!

【カブトムシの寿命】
カブトムシは幼虫の期間を含めると12~15ヶ月
成虫になってからだと1~3ヶ月生きます。

カブトムシの一生の流れは何となくイメージできてはおりましたが、成虫になってからは1~3ヶ月しか生きないということは今知った私です。

え?!捕獲してきて、今かわいがっているカブトムシたちとのお別れはそう遠くないってことやん!!

(これを書いている今は8月半ばです)

しかも、もう卵をいつ産んでもおかしくない状態!

初心者なりに、ちゃんと卵の受け入れ態勢を整えなければ!

というわけで、大雑把な初心者でもできる卵の受け入れ態勢を調べてみました。

カブトムシの成虫の飼育方法

と、「卵の受け入れ態勢」の前に、カブトムシの成虫についての飼育方法について確認を。

私は、今この「カブトムシ飼育セット」を購入し、カブトムシの成虫を入れて育てています。↓

これを2セット購入し、別途百均で購入した虫かごをプラスして使用しています。

上記のセットには、以下のものが揃っています。

カブトムシ飼育セット
・飼育容器(小サイズ)
・チップ状の飼育マット
・昆虫用ゼリー
・木のエサ皿

飼育マットはチップ状のもので2セットそれぞれのケースに入れても余りましたので、百均で購入した虫かごにも入れて使っています。

ちなみに、カブトムシはクワガタと違い、ひっくり返った場合は木の葉や枝などの足場となるものがなければ自力でなかなか起き上がれないそう。

もがいているうちに疲れて死んでしまうことも少なくないとか。

ですので、プラスチック製でツルツルと滑る虫かごの中にはかならずカブトムシの足場となるものを入れてあげましょう。


今、私はこの状態でカブトムシを飼育していますが、このままの状態(チップ状の飼育マットの環境)で卵を産むこと・孵化させることは可能なのか?!

はい。

結論チップ状の飼育マットでは、卵を孵化させることは無理 です。

ですので、このチップ状の飼育マットは 卵を産むことには向いていません。

が、カブトムシも産卵に向いている場所でなくても産みたくなれば産みたくしまいます。

ですので、このままの状態(チップ状の飼育マットの環境)で卵が産まれてしまうことはあるようです。

その場合は、適した環境に速やかに移動してあげなければなりません。

この2~3日でオス・メス合わせて14匹のカブトムシを捕まえてきた我が家。

虫かごにはペアリングして入れているし、捕獲前に既にお腹に卵がいるメスが居た可能性もあるし、成虫用のチップしか敷いていない飼育ケースの中で産卵してしまっている可能性もあるわけなのです。

というわけで、慌ててチェックしてみましたが、今のところ産卵はしていないよう。

ホッしつつ、今のうちに環境を整えなければ!と調査続行です。

それでは、卵が育つのに適した環境とはどのような環境なのでしょうか?

カブトムシの卵の飼育方法

カブトムシに卵に適した環境は、腐葉土を使った幼虫用のマットが入っている飼育箱。

幼虫用のマットは購入したで~。

あとは新しい飼育ケースに入れるだけ!

・・・と思ったら、

何やら使用前にこの腐葉土を使った幼虫用マットは「ガス抜き」というものを行わないといけないらしい。

特に商品の袋などにその説明は載っていないけれども、ネット情報で発見し見てみると商品レビュー欄には「ガス抜きした方がいいです」とたくさん書かれていました。

ガス抜きとは、発酵マットを袋から出し飼育ケースに入れる前にガスを抜く作業をすること。

なぜガス抜きが必要か?
腐葉土を使った(幼虫用の)発酵マットを購入時の状態で飼育ケースに入れてしまうと、再発酵してしまう恐れがあります。

再発酵してしまうと、飼育ケースの温度が上がるため、暑さに弱い幼虫は弱ってしまいます。

具体的には、発酵マットを袋から出し、タライなどに広げ風が適度に通る日陰に置き再発酵によるガスが抜けるのを2~3日待ちます。

念のために使用前に土の臭いを嗅いでみて酸っぱいような臭いがすれば、まだ再発酵中ですのでガス抜き期間がもう少し必要になります。

そして、卵と幼虫は乾燥にも弱いとのことで、ガス抜きした後の発酵マットはしっかりと湿らせておくことも大事になります。

えー。明日にでも、産卵用の環境をセッティングしようと思っていたのですが、すぐには無理なようですね。

とりあえず、幼虫用の発酵マットを袋から出してタライに入れベランダの風が通る場所に置く作業を先に行うようにしました。

カブトムシの産卵環境を整える

というわけで。はい!腐葉土のガス抜きも終え、産卵環境を整えました!

上記のケースにガス抜きをした幼虫用腐葉土マットを入れました!

カブトムシの飼育方法

メ8匹すべてとオスを一匹入れました。

カブトムシの飼育方法

幼虫用の発酵マットを飼育箱に入れ産卵環境が整ったら、メスをそちらに移してあげると土に潜って産卵をする流れに入るようになります。

産卵後は、このままの環境で孵化→幼虫→蛹→羽化(成虫へ)と成長することも可能です。

(このままといっても、幼虫が生まれた場合はマットの交換は4月までの間、マメにしてあげる必要はあります)

が、卵や幼虫をプリンなどの小さなケースに移して育てることで、一つの個体の成長をよりしっかりと観察することが可能となります。

基本的に、めんどくさがりなので、すべての卵(幼虫)を個別に育てる気力は全くありませんが、何個かは個別に育ててみると子どもとの観察が楽しくなりそうなのでやってみようと思っています。

カブトムシの採卵をしてみる

カブトムシのメス8匹とオス1匹を、産卵環境に移してから1週間がたちました。

もし卵を産んでいた場合は、ガサツな私が採卵して変に触るよりもそっと放置しておいた方が安全なのは確実です。

が!

子どもに卵を見せてあげたい誘惑に負けまして。

採卵にチャレンジ!

カブトムシの飼育方法卵

カブトムシさんたちには別容器に移っていただき

スプーンでそっと土を掘ってみますと・・・

・・・

あれ?

全然、卵ないやん?!

・・・

・・・

と思いましたが、一粒だけありました!!!

カブトムシの飼育方法卵を採卵

約2mmほどの綺麗な真っ白の卵ちゃん。

カブトムシの飼育方法卵を採卵

しかし、メス8匹もいて一粒とは?!

これから産んでくれるのか?環境が悪いのか?

とりあえず、こちらの卵は個別の容器に移すことにしました。

カブトムシの飼育方法卵を採卵

ちょうど家にあったプラスチックケースに腐葉土を入れまして。

カブトムシの飼育方法卵を採卵

側面に卵室を作りました。

カブトムシの飼育方法卵を採卵

そしてそっと卵を移しました。

カブトムシの飼育方法卵を採卵

最後に空気穴を開けて完成!

カブトムシの飼育方法卵を採卵


卵を個別のケースに移動させる際、手で触っては絶対いいけません。(温度が高すぎる) 

必ず優しくそっとスプーンなどですくうようにしてください。

ちなみに、一匹のカブトムシのメスが産む卵の数には個体差がありますが、普通に育てた場合、10~20個となるそう。

本気を出せば(?)100個くらいは産めるとか。

え?ほんまに?今回、たった1粒しかなかったで?

100個とか生まれても困るけれど、一粒は心もとないわ~。

というわけで、今後に期待でございます。

カブトムシの幼虫の飼育方法

産卵後は、約2週間で卵は孵化します。

先にも書いた通り、産卵後は、このままの環境で孵化→幼虫→蛹→羽化(成虫へ)と成長することも可能です。

とはいえ、マットの交換は4月までの間、マメにしてあげる必要はあります。

マットが幼虫のフンだらけになってきたら交換の合図です。

ただ、4月以降は蛹になる準備に入りますのでマットの交換は行わないように注意が必要です。

そして、卵の場合と同じく、幼虫の段階で個別ケースに移して飼育するという方法もあります。

ただし、幼虫の場合は蛹になる祭、縦に場所をとりますので、高さが約10センチほどある容器である必要があります。

カブトムシのさなぎの飼育方法

カブトムシが蛹(さなぎ)になる際、その周りに蛹室を作ります。

これを壊してしまうと、カブトムシは羽化できなくなってしまいます。

しかし、「人工蛹室」というものをトイレットペーパーなどで作ってあげることが可能ですので、壊してしまったことに気付いた場合はそうした対応をすることで、蛹室が壊れた場合でも蛹を羽化までさせることができるようにはなります。

カブトムシの羽化

蛹になってから約3週間でカブトムシは羽化します。

そして、羽化したカブトムシは約1週間で土から出てきます。

この頃には夏。

カブトムシの季節がまた来ることになりますね。

カブトムシ

まとめ

というわけで、カブトムシの飼育は初心者ではありますが、ぜひ卵から孵化、ぷりぷりの幼虫期、蛹を経て、立派な成虫になるまで頑張って育ててみたいと思います。

以上、

「カブトムシの飼育に初心者かーちゃんがチャレンジ!卵から羽化まで」についてのお話でした。

ではでは。

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