体に欠かせない大事なミネラルである「マグネシウム」 は 食事だけでは不足しがち。
というわけで、手軽に皮膚から吸収できる方法として人気となっているのが「マグネシウム入浴」です。
そんな「マグネシウム入浴」で 入浴剤として使われる「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」について詳しくまとめましたのでご紹介します。
「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム(エプソムソルト)」
私が 入浴剤として愛用 している「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム(エプソムソルト)」は以下の商品です。
ポン子
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マグネシウム風呂の詳細について
マグネシウム風呂の詳細 についてはこちらの記事を参照ください。
ポン子
「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム(エプソムソルト)」の違い
「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム(エプソムソルト)」の【違い】について詳しく知りたい方はこちらの記事を参照ください。
ポン子
塩化マグネシウムとエプソムソルト(硫酸マグネシウム)とは?
「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」は化学式では以下の通り。
・硫酸マグネシウム:MgSO4
いずれも、マグネシウム(Mg)と「何かしらの分子」がくっついたものとなります。
ちなみに、Cl2 は「塩素」SO4 は「硫酸」です。
「硫酸」といえば「劇物」とされますのでギョッとなるもいらっしゃるかもしれません。
が、「硫酸マグネシウム」は、人体や環境への有害性も低い物質であり「硫酸」とは別物です。
<参考>
・Wikipedia:塩化マグネシウム
・Wikipedia:硫酸マグネシウム
マグネシウムの種類
マグネシウムには種類が沢山あり、それぞれ微妙に効果が異なります。
塩化マグネシウムとエプソムソルト(硫酸マグネシウム)の他にも以下のような種類があります。
- 塩化マグネシウム
- 硫酸マグネシウム(エプソムソルト)
- 酸化マグネシウム
- 水酸化マグネシウム
- クエン酸マグネシウム
- L-トレオン酸マグネシウム
- リンゴ酸マグネシウム
…などなど
今回は、そんな沢山種類のある「マグネシウム」の中から、塩化マグネシウム と エプソムソルト(硫酸マグネシウム) についてもう少し詳しく説明していきますね。
塩化マグネシウムについて
「塩化マグネシウム」は、「にがり」の主成分 です。
にがりは「海水から塩(塩化ナトリウム及び塩化カリウム)を取った後に残った液体」となります。
↑↑↑「塩化マグネシウム」の代表的な商品(入浴剤などに使えるフレーク状マグネシウム)は上記ですが、以下の商品も「塩化マグネシウム」となります。↓↓↓
硫酸マグネシウム(エプソムソルト)について
「硫酸マグネシウム」は、温泉の一形態である「硫酸塩泉」に含まれている物質で、市販されている多くの入浴剤の有効成分としても利用されています。
↑↑↑「硫酸マグネシウム」の代表的な商品(入浴剤などに使えるフレーク状マグネシウム)は上記ですが、以下の商品も「硫酸マグネシウム」となります。↓↓↓
「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」は「ソルト」と銘うっているものの「塩」ではありません。
「硫酸マグネシウム」と「塩化マグネシウム」は、いずれも「塩」ではありませんが「塩分」の構成要ではあります。
(↑ここらへんがちょっとややこしい…ですが「まぁ、そうなんだ」くらいで大丈夫です)
<参考>
・日本埋立浚渫協会:海水と塩
余談になりますが、本記事の本題である「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム」とは別に、「酸化マグネシウム」というマグネシウムが存在します。
こちらは、便秘薬 としてよく使われています。
本題とは逸れるので詳細は省きますが、「塩化マグネシウム」「硫酸マグネシウム」の違いの話をする際に、イメージ内に「<stron酸化マグネシウム」の話が混ざっている方をちょくちょく見かけるので「その存在」と「また別のものだ」という事だけは頭に入れておいていただくと良いかもしれません。
<参考>
・ロート製薬:酸化マグネシウムと硫酸マグネシウムの違いは?
※便秘薬としては「酸化マグネシウム」の方がメジャーではありますが、「硫酸マグネシウム」が使われる事もあります
「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト」の効果と使い方|まとめ
以上、
「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム(エプソムソルト)」・・・についてのブログ記事でした。
ではでは。