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子どもの顔に大きな擦り傷が!病院の先生から聞いた跡が残りにくい治療法

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先日、娘(年少4歳)が自転車で転んで頬を擦りむきました

なかなか派手に擦りむきまして・・・。

病院に行ったところ、先生から「擦り傷の治療のポイント」を伺うことができました。

ポイントは「傷は乾かさないように!かさぶたも(なるべく)作らないように!」とのこと。

(顔以外の擦り傷でも同じ)

というわけで。

子どもが擦り傷を作った時、傷の治りを早めて傷跡を残りにくく治すポイント」について、病院に行くなら何科が良いのか?についてや、娘の怪我の回復の経過と併せて、もう少し詳しくお伝えしていきたいと思います。

※以下、傷の経過がわかりやすいようにと「子どもの頬の傷跡」の写真をのせております。初期の傷はなかなか痛々しいので、苦手な方はご注意ください。

子どもの顔に大きなすり傷が出来た場合の対処法

「子どもの顔に大きなすり傷が出来た場合の対処法」の前に、今回うちの娘が怪我をした経緯について少しお話したいと思います。

娘が怪我をした経緯について

そもそも、娘(4歳)が傷を負った経緯なんですが・・・。

雨の次の日に自転車に乗っていて(←練習程度)で、曲がる際にツルっとタイヤが滑り横にこけたのでした。

いつもはヘルメットもつけているのですが、昨日の雨で顎ひもが濡れていて「気持ち悪い」と被るのをイヤがり、この日に限ってヘルメットを着けておらず大後悔の結果となりました。

はい。

雨の次の日こそ、ヘルメット大事ですね。

今回、ケガしたのは頬だったので、ヘルメットを着けていても防げなかったかもしれませんが、頬ではなく頭を打っていたことを考えるとゾッとしました。(本当に反省しております・・・)

頬は擦り傷が派手で痛々しかったのですが、それより気になったのが顔面への打ち身でした。

私が見た時、横滑りから顔面を「ガンっ!」と地面に打ち付けたように見えたからです。

顔面が骨折とかしていたらどうしよう?!とかなり焦りまして・・・。

で。

近所に整形外科があったので行ってみてもらうことにしました。


(ケガ後4日目の娘。ケガ当日の写真もあるともっとわかりやすいんだけど、その時は私がかなり焦っていて写真撮る余裕がありませんでした・・・)

子どもの擦り傷で病院には行く?行くなら何科?

形成外科につき、受付のお姉さんに事情を話したところ・・・

子どもは元気そうでしたし「頬の擦り傷」だけが目立ったせいか、受付のお姉さんからは

「傷を見てもらうなら、整形外科じゃなくて形成外科の方がいいかもしれませんよ?」と言われました。

が、

擦り傷も気になるが、まずは打ち身が気になっている旨を伝えると「じゃぁここ(整形外科)ですね」とのこと。

先生に診てもらう際、受付のお姉さんに言われたことが気になり

「まず打ち身が気になってるのですが、擦り傷も顔なので気になっています。でもそっちを見ていただくにはこちらの整形外科ではなく別の形成外科になりますか?」

と尋ねたところ、先生は普通に

「いや、別にこっちでみるから大丈夫だよ。」とのこと。

というわけで、うちの子の場合は「整形外科」で見てもらいましたが、「骨」などが気になる場合は「整形外科」で、擦り傷のみが気になる場合は「形成外科」という感じなのでしょうか?

ここら辺は微妙な感じでしたので、病院やケガの状態によっても違うのかもしれません。

病院でしてもらったことについて

で、病院でしてもらったことはといいますと。

打ち身はレントゲンを撮っていただき、骨などに問題はないことを確認していただきました。

そして、主に「擦り傷」の手当てを丁寧にしていただくことになりました。

病院での擦り傷の治療について

ケガをした当日は、消毒・・・というか傷口を洗い流す処理を看護婦さんが丁寧にしてくださいました。

その際は、ジェル状の麻酔を傷口に塗ってくださり、子どもが痛くない状態にしてからの処置。

そして「傷口の中に入り込んでいる砂などもブラシみたいなものでもう少し洗い出した方が良いんだけれど、まだ傷が出来立てで痛々しい状態なので、それは翌日にしましょう」と。

傷の乾燥を防いでくれるテープも出していただけました。


(↑傷パワーパッドみたい)

正直、擦り傷なんてものは、病院で見てもらったとしても、消毒などの処置をしてその日の治療で終わり・・・くらいなものかと思ってました。

自分が子どもの頃を思うと、いくら痛々しい傷でも「擦り傷」くらいで病院に行くことなんてなかったよな~・・・と思いますし。

ですので、ケガをした当日に治療をしていただいてから約1ヶ月の間・・・新しい皮膚が出来て「もう大丈夫!」というところまで継続して診てもらえたことにとてもビックリしました。

とても嬉しかったですし、心強かったですね

結局、ケガ当日~3日は連日病院に通い、その後は1週間ごとに経過を見てもらう・・・という形で、結果ケガから25日目で通院は終了しました。

もしかすると、今回の怪我も「打ち身」が気にならず、擦り傷だけで終わっていたら病院には行ってなかったかもしれません。

が、

病院で今回聞いた擦り傷治療のポイントなどが、私のこれまでの人生では聞いたことがなかったものでしたので、目から鱗がかなり落ちました。

そして、本当に病院でお話をきけて良かったと感じております。

というわけで、最初にも少し書きましたが「擦り傷治療ポイント」についてもう少し詳しくご紹介したいと思います。

※注意※
多くの擦り傷に当てはまるポイントだとは思うのですが、もちろん例外は沢山あると思います。そこらへんは私にはわかりませんので、あくまで「私の子どもの傷の場合の話」として聞いていただけると嬉しいです。そして、参考にされる方は自己責任でお願いいたします。

擦り傷治療のポイントは?

今回、病院で教えていただいた「擦り傷をきれいに治すポイント」は、とにかく「傷を乾燥させないこと」でした。

「かさぶた」をなるべく作らない形で治していくのが良いんだって!

(自分が子どもだったころ、かさぶたが出来たら「治ってきた~」って感じで、喜んでかさぶた作ってた気がするんですけどね・・・)

傷から出てくるグシュっとした液体は、膿ではなく(←膿と思ってた!!)傷口を治すために出てきている液体なので、それによって治りを進めるようにするんだとか。

ちなみに、最初に病院で消毒はしていただきましたが、その後の家でのメンテナンスでは「消毒液」を使った「消毒」はいらないとのこと。

これもビックリ。

良かれと思って、消毒液で消毒する気まんまんでしたわ。

消毒液を使うと、お肌が乾燥しやすくなるんだとか。

だから、お風呂上りにテープを貼り変える際に、水を含めたコットンで傷口を洗い流してあげるだけで良いと。

そして、乾燥しないうちにまたテープ(病院が出してくれた「傷パワーパッド的」なテープ)を貼ってあげる。

それだけ。

そして、これまでテレビCMなどで見たことのあった「傷パワーパッド」ですが、今まで普通のテープと何が違うのか良くわかっていませんでした。

が、「傷パワーパッド」は「傷口が渇きにくくしてくれる」んだとか。

確かに、貼ってると傷口は湿ったままで治りが進んでいきました。

「傷口は乾かしてはいけない」・・・ということを知らないまま、よくわからずに薬局で「傷パワーパッド」を買って使っていたとしたら、「傷口が全然かさぶたにならずいつまでも湿ってる・・・膿んでるんじゃないか?!と心配になっていたかもしれないと思います。

ちなみにですが。

病院で傷口を見ていただくとき、まず看護婦さんが頬のテープをはがして傷を見て処置をした後、先生にも傷の経過を見ていただく・・・という流れがありまして。

傷口にテープを貼っていない状態で、看護婦さんから先生に診てもらうまでの「待ち時間5分」くらいの間、看護婦さんが「ラップ(のようなもの?)」を傷口にのせて乾燥を防いでくれていました。

・・・って、そんな短時間でも乾燥防ぐ必要があるんや!ってちょっとびっくりしたりもしました。

傷跡が消えるまでの期間は?

今回の傷跡が消えるまでの期間は以下の通り、約1ヶ月でした。

【▼擦り傷:4日後】

【▼擦り傷:6日後】

【▼擦り傷:7日後】

「かさぶたがなるべくできないように」・・・といっても、全くできないわけではありません。

ですので、このころかさぶたができて「かゆいかゆい・・・」と悶える娘。

テープは引き続き貼っているので、かさぶたを掻き壊すことはありませんでしたが、かさぶたをはがさないように注意が必要ですね。

【▼擦り傷:8日後】

【▼擦り傷:11日後】

【▼擦り傷:12日後】

このころ、プルンっ!と傷口が新しい肌に生まれ変わる感じがありました。

でも、まだ生まれたての弱々しいお肌です。

引き続き病院の先生の指示で病院の「傷パワーパッド」的なテープは貼り続けています。

【▼擦り傷:13日後】

【▼擦り傷:20日後】

この日、先生に診てもらった結果「だいぶお肌もしっかりしてきた」という事で、治療用の傷パワーパット的なテープは終了に。

ただ、治りたての肌は紫外線を受けるとシミになりやすい点が注意とのこと。

というわけで、今後は「日焼け止めの薬」を塗るか「日焼け止めのテープ」を貼るかで守っていきましょう、と先生よりアドバイスをいただきました。

結果、テープを貼ってもうことに。

【▼擦り傷:25日後】

テープを外したときの傷の状態はこんな感じです。

看護婦さん曰く、今(3月末)はそこそこ、紫外線がきつい時期だということで、引き続きしばらくテープは貼り続けています。

ちなみに、

傷パワーパット的なテープは病院から無料でいただけましたが、日焼け止め用のテープは実費となりました。

これは、治療目的のものか?予防目的のものか?で保険の適用が変わってくるためと思われます。

基本的に「子どもの医療費は無料」・・・で、こうした時、本当に助かります。

あと、詳細はよくわかりませんが、消毒代として400円ほど実費かかる日がありました。

何にせよ、「擦り傷くらいで病院に行くなんて・・・」と自分で何とかしようとせずに、病院でお世話になって本当に良かったと思っています。

安心感が全然違いました。

それに、そもそも私が自分で経験してきた(子どものころ親にやってもらってきた)治療法はベストではないということがわかりましたしね。

まとめ

というわけで。

約1ヶ月通院し、娘の顔の擦り傷も治りつつあります。

心配していた傷跡についても、今後「紫外線」によるシミから守ることができれば気にすることはない感じとなりました。

女の子が顔をケガしてしまうと、本当に心配ですよね。

(男の子ももちろん心配は心配ですけど)

私と同じように、子どもが顔を擦りむいてしまい、焦ってしまっているママさん。

ドンマイです!大丈夫ですから、落ち着いてくださいね。

以上、

「子どもが転んで顔に大きな擦り傷が!病院で跡が残りにくい治し方を聞いてきた」についてのお話でした。

ではでは。

<<2021年追記>>
ケガ後2年経過し6歳になった娘です↓

↑向かって右がケガをした方です。
今は傷も残らずキレイに治っております ♪

 

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