体にとって 大切なミネラルである「マグネシウム」は、腸からだけでなく肌からも吸収できるミネラルです。
そんなマグネシウムを「効率よく経皮摂取(経皮吸収)する為」に、入浴剤 や マグネシウムオイル や クリーム として 利用されているのが「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」ですね。
\ どう違うの? /
- 塩化マグネシウム
- 硫酸マグネシウム(エプソムソルト)
ポン子
…と、気になってる方も少なくないのではないでしょうか?
というわけで、今回は これら2つ の マグネシウム の【違いについて】まとめてみました。
「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト」の違いについて
「マグネシウム」にも種類は色々ありますが・・・
今回はその中から「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム(エプソムソルト)」について。
特に、「経経皮摂取(経皮吸収)する為」に、入浴剤 や マグネシウムオイル や クリーム として 利用 する場合に 関係する「この2つの 違い」をご紹介しますね。
塩化マグネシウム・エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の違い:結論
「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」は、水に溶けるとほぼ同じ「マグネシウムイオン」となります。
この 2つの【違い】について結論から書くと、以下の3点がポイントになります。
\ 違いはこれ! /
グラム当たりのマグネシウムイオンの量
具体的には 塩化マグネシウム (にがり・MgCl)には
重さあたり 68% のマグネシウムが入っていますが・硫酸マグネシウム(エプソムソルト・MgSO4)には
重さあたり 20.1% のマグネシウムが入っています。・約3.2倍 ちがいます
・引用:病棟薬剤師wのblog(http://blog.livedoor.jp/pharmacista/archives/28731403.html)
「塩化マグネシウム」の方が グラム当たりのマグネシウムイオンの量が多い との事。
これを知ってから、手作りで「マグネシウムクリーム」を作る場合 は「塩化マグネシウム」を使うようになりました。
ポン子
その「保湿力」と「保水力」
「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」が、マグネシウムイオンとは別に それぞれに結合しているイオンが「塩化物イオン」「硫酸イオン」です。
- 塩化物イオン:保 湿 効果
- 硫酸イオン:保 水 効果
そして「塩化物イオン」と「硫酸イオン」はそれぞれ「保湿力」と「保水力」という、似ているけれども微妙に違う特徴を持っています。
ポン子
保湿:肌からの水分の「出」を防ぐ
保水:肌への水分の「入」を促進する
塩化物イオン は、ミネラルの薄い膜で 水分の蒸発を防ぎます → 保湿
硫化イオン は、経皮吸収によって肌から体内へ有効成分を引き込みます → 保水
※ 硫化イオンにも保湿力はありますが、同時に肌の 皮脂を分解して落としてしまう働き もあるので、人によっては 乾燥する季節は注意が必要 な場合もあります。
風呂釜の傷みを気にするか否か?
- 塩化マグネシウム:長期の利用で風呂釜を痛める可能性あり(※痛めないタイプもあり)
- 硫酸マグネシウム:風呂釜を痛めない。追い焚き可能
塩化マグネシウム は、にがりとほぼ同じ成分であり、さびの原因となる塩(塩化ナトリウム)が含まれているので、風呂釜によっては追い焚きによって問題が発生する可能性があります。
硫酸マグネシウム(エプソムソルト)は 塩分を全く含みません ので、追い焚きしても問題ないと言われています。
ポン子
※ ただ、これらは 風呂釜など周辺設備の 性質によるところもありますので断定はできません。→ 普通の入浴剤の使用も控えるように注意喚起されている設備もありますので、確認は 自ら行い、判断は 自己責任で行うようお願いいたします
塩化マグネシウム・エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の違い:体感
塩化マグネシウム・エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の違いについて、実際にそれぞれを 使ってみた上で「体感としてどう違うか?」についてですが。
実際「肌が敏感ではない」私が、入浴剤としてこれらを使った場合、その違いはほとんど実感できていません。(いずれも調子が良い)
ただ若干、「塩化マグネシウム」をお風呂に入れた場合の方が「体のスッキリ感」と「肌のしっとり感」が増す ような 気はしていました。
…が、「大きな差」として感じたことはありません。
私が愛用しているマグネシウムフレーク
ちなみに、私がリピート購入している「塩化マグネシウム」と「硫酸マグネシウム(エプソムソルト)」は以下 2品です。
ポン子
「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト」の違いについて|まとめ
そんな、「何が違うのか?」がわかりにくい「塩化マグネシウム)」と「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」についての違いをまとめてみました。
が!!
「違いについて知る」ことは大事ですが、一番大事な事は「実際に使って感じてみること」であると思っております。
いくら良いと言われている ものであっても、「体に合う合わない」は人それぞれ異なってきますので、そのあたりも合わせて「どちらを使うか?」判断してみてくださいね。
以上、
「塩化マグネシウム」と「エプソムソルト」の違いについて・・・についてのブログ記事でした。
ではでは。
ソムソルト